沖縄キャンプ地・アクセス概要


沖縄・プロ野球キャンプ地への
バスによるアクセス方法について
まとめてみました。

追記:2017年1月時点での内容見直しをおこないました。New

冬も暖かい沖縄では、毎年多くのプロ野球球団の春季キャンプがおこなわれています。

最近では、キャンプが行われる球場の情報や、周辺の観光地や飲食店などの情報を掲載したWEBサイトが増え、また、キャンプが行われている球場などでもこれらの情報が満載されたガイドブックが配布されるようになり、とても手軽にキャンプ地巡りができるようになりました。

しかし、それらに記載された各球場へのアクセス方法は、車による場合 についてのものがほとんどで、公共交通機関(バスやゆいレール)を使った場合の情報は多くはありません。

そこで各キャンプ地への公共交通機関(主に路線バス)を使ったアクセス方法についてまとめてみたいと思います。


毎年2月1日に始まるプロ野球春季キャンプですが、沖縄でキャンプをおこなう球団(一軍)は一次または二次のみも含めると現在9球団になります。
(追記:2015年からはオリックスの宮古島キャンプは二軍のみとなり、10球団から9球団となりました。)

そのうちの7球団は沖縄本島で、2球団は沖縄離島です。(離島は久米島、石垣島)

スケジュールとしては年によって変動はありますが、2016年からは沖縄本島の阪神、中日、ヤクルト、横浜DeNAの4球団は2月のキャンプ期間のほとんどを沖縄でおこない、読売、広島、日本ハムはキャンプの後半のみとなっています。

一方の離島のチームは、2月の終盤は練習試合やオープン戦のために沖縄本島に移動するので、離島でのキャンプは2月末の1~2週間前くらいに打ち上げとなります。

したがって、2月の下旬になると9球団を沖縄本島で見ることができ、さらに同じ沖縄本島でキャンプを行っている韓国プロ野球球団も含めて多くの練習試合を見ることができます。
(オープン戦は有料ですが、練習試合は基本的に無料です。ただし、最近は有料の練習試合もおこなわれるようになってきました。)

沖縄でキャンプをおこなう球団とその場所、アクセス方法は以下です。



沖縄本島のプロ野球1軍キャンプ地

読売ジャイアンツ

キャンプ地:那覇市
球場名:沖縄セルラースタジアム那覇
空港からの距離(直線距離): 約2.5km
アクセス情報:
球場概要と最寄バス停
バスによるアクセス詳細


阪神タイガース

キャンプ地:宜野座村
球場名:宜野座村営野球場
空港からの距離(直線距離): 約45km
アクセス情報:
球場概要と最寄バス停
バスによるアクセス詳細


広島東洋カープ

キャンプ地:沖縄市
球場名:コザしんきんスタジアム
空港からの距離(直線距離): 約20km
アクセス情報: 
球場概要と最寄バス停
バスによるアクセス詳細


中日ドラゴンズ

キャンプ地:北谷(ちゃたん)町
球場名:北谷公園野球場
空港からの距離(直線距離):約16km
空港からの距離:約 22km
アクセス情報:
球場概要と最寄バス停
バスによるアクセス詳細


横浜DeNAベイスターズ

キャンプ地:宜野湾市
球場名:宜野湾市立野球場
空港からの距離(直線距離):約12km
アクセス情報:
球場概要と最寄バス停
バスによるアクセス詳細


東京ヤクルトスワローズ

キャンプ地:浦添市
球場名:浦添市民球場
空港からの距離(直線距離):約9km
アクセス情報:
球場概要と最寄バス停
バスによるアクセス詳細


北海道日本ハムファイターズ

キャンプ地:名護市
球場名:名護市営球場
空港からの距離(直線距離):約54km
アクセス情報:
球場概要と最寄バス停
バスによるアクセス詳細



沖縄・離島のプロ野球1軍キャンプ地

千葉ロッテマリーンズ

キャンプ地:石垣島
球場名:中央運動公園野球場
アクセス情報:new
球場概要と最寄バス停New
バスによるアクセス詳細New


東北楽天イーグルス

キャンプ地:久米島
球場名:久米島野球場


オリックスバファローズ

※ 2015年より二軍のみとなりました。
キャンプ地:宮古島
球場名:宮古市民球場



キャンプ地巡回バスについて

年によっては キャンプ地を巡回するバスが運行され、車を持たない見学者にとってはとても重宝しています。
年によって運行されたり、されなかったりといった状況が繰り返されていましたが、残念ながら2014年からは運行されない状況が続いています。
 ◇ 2011年 沖縄本島、各離島で運行、無料
 ◇ 2012年 運行なし
 ◇ 2013年 沖縄本島のみ運行、有料(1000円)
 ◇ 2014年 運行なし
 ◇ 2015年 運行なし
 ◇ 2016年 運行なし
 ◇ 2017年 運行なし



以下、沖縄の路線バスについての概要と注意事項などについて記載しておきます。

■ 沖縄の路線バスについて■

 
 ~バス利用上の予備知識、注意事項等~

沖縄本島のバス会社について
沖縄本島を走る路線バスは 基本的に「琉球バス交通」「那覇バス」「沖縄バス」「東陽バス」の4社が運行しています。(町や村が運営する地域のバスやホテルへのリムジンバスは除く)
また、2013年からは那覇空港と北部の運天港を結ぶ 高速経由の「やんばる急行バス」が運行を開始しました。

このため、複数の会社のバスが入り組んで走っていますが、バスの系統番号や路線名、停留所は上記4社で共通 なので利用する際には系統番号さえ覚えておけば、バス会社を意識する必要はほとんどありません。運賃も同じです。(やんばる急行バスには系統番号はありません。またバス会社独自の割引きなどを利用する場合は、運行会社を意識する必要があります。)

時刻表などを調べる際には各社のホームページには自社の路線しか掲載されていないためとても不便ですが、最近は4社を統合するバスの時刻表と乗換え案内、バスロケーションシステムが出来て、とても便利になりました。

使い勝手の面ではまだまだという感じですが、とりあえず、各社のサイトの時刻表を調べ廻る手間はなくなりました。
 
<お勧めのバス情報サイト>
バスなび沖縄(PC向け)
 → バス停ごとの時刻表や乗換案内、バス位置など
バスなび沖縄(モバイル向け)
 → 上記の携帯向けのサイト、情報はテキストベース。PCからも利用可能です
バスマップ沖縄
 → 路線バスに関するあらゆる情報が掲載されているサイト。
   時刻改正やバスの乗り方、のりば案内など情報が豊富。
   系統ごとの時刻表が便利(最近全系統に対応した)

やんばる急行バスについて

2013年3月より、那覇空港 と島北部の運天港(一部 ホテル ベルパライソ)とを結ぶ、高速経由の「やんばる急行バス」が運行されています。(運行会社は沖縄中央観光)
本数はあまり多くありませんが、これを使って那覇空港や那覇市街(県庁周辺やおもろまち周辺)から「名護市役所前」まで行けば「名護市営球場」まで安く移動することが可能です。

<追記>
2016年7月より やんばる急行バスは予約専用便が1往復追加され、全9往復となりました。

やんばる急行バスは予約不要の高速バスですが、高速道では全員着席が義務付けられているため、満席になると乗車できないという問題があります。実際に利用者の多い午前中の下りの便と夕方の上りの便では、満席で乗れないというケースも起こっているようです。

これに対応するため、1往復増便して予約専用車とすることにより、予約すれば確実に乗れるように改善されました。帰りの飛行機のチケットを持っていて時間的に制約がある場合などには重宝しそうです。

「やんばる急行バス」の時刻表、経路図、運賃表などは
やんばる急行バス公式サイト を確認ください。


※以下の説明は「やんばる急行バス」以外 の路線バスについてです。

バスの種類
バスは大きく「市内線」と「市外線(郊外線)」の2種類に分かれます。
「市内線」は系統番号が19番までの路線で那覇市内の営業所間を走っています。
一方の「市外線」は「市内線」以外の20番以降のバスです。
 
バスの乗り方、降り方
市内線は基本的に一律運賃(230円)で前乗り、後降りです。乗車時に運賃を支払います。
ただし、一部の市内線(7,8,10,12)は後乗り、前降りで整理券方式です。

一方、市外線は基本的に前乗り、前降りの整理券方式で降りる際に運賃を支払います。
ただし 系統105、系統32、系統49後乗り/前降りです。
バスは見かけ上、中扉、後扉が付いていますが、前乗り/前降りのバスでは使われていません。
前乗り/前降りなので乗車する際には降りる人がいないかを確認して、いる場合は下車が終るまで待つ必要があります。

キャンプ地巡りをする際に利用するバス
「沖縄セルラースタジアム那覇」は那覇市内にありますが、それ以外の球場は那覇市以外にあるので市外線の利用となります。

また那覇空港からキャンプ地に向かうバスは市外線で、沖縄セルラースタジアム那覇付近を通るバスも1路線(9系)以外は市外線なので、キャンプ地巡りをおこなう際に使用するバスは「市外線」と考えておけばよいと思います。
(前乗り/前降りで整理券方式の後払い)

<追記>
セルラースタジアム那覇、宜野湾市営球場、北谷公園野球場に行く際に利用する可能性のある「系統32 コンベンションセンター線」と「系統43 北谷線」は2015年4月から「後乗り/前降り」になりました。

 
高速バスについて
那覇~名護間を走る「系統111 高速バス」など、高速道路を通るバスがいくつかあります。しかし、高速バスといっても予約などは必要なく一般の路線バスと同様に利用できます。ただし、運賃は一般道を走るバスと比較して多少割高になります。
 

乗車券
沖縄のバスはバスカードやICカードなどはなく、すべて現金払いでしたが、2015年4月27日より、ゆいレールと路線バスで共通利用可能なICカード「オキカ」の運用が開始されました。

「Suika」などと同じタイプのICカードで、乗車時と降車時にカードリーダーにかざすと運賃がチャージされた金額から引かれるシステムです。

ただし、Suikaなどの他ICカードとの相互利用は不可で、「オキカ」のみが利用可能です。
(つまり、ゆいレールと沖縄本島の路線バスのみで利用可能なICカードです。)

カードは500円のデポジット付です。(カード購入時にチャージ額+500円を払い、返却(払い戻し)時に 残高+500円 が戻るしくみ)
カードはゆいレールの各駅の自動券売機で購入できます。(バス車内では購入できません。1000円札によるチャージは可能です。)

なお、カードには「記名式」と「無記名式」があり、「記名式」は紛失時に再発行可能となりますが、名前や電話番号などの個人情報の提供が必要になるので、どちらにするかは個人の判断で選択してください。

キャンプ地巡りの際には、ゆいレールや路線バスなどを頻繁に利用するのであれば、1枚持っておくと便利かもしれません。

なお、「やんばる急行バス」では「オキカ」は使えません。

現金利用の場合、バス内には千円札の両替機はありますが、それ以上のお札は両替できないのであらかじめ両替しておく必要があります。
 
 
土日祝一日フリーパス
割引き乗車券としては、
土・日・祝日に限り、那覇バス/琉球バス が一日乗り放題となる 2000円のフリーパス があります。
琉球バスと沖縄バスが共同運行している路線では、沖縄バスの便も利用可能です。ただし、111系「高速バス」は対象外です。
 
キャンプ地巡りで考えると、那覇周辺から名護市営球場の最寄りバス停である名護バスターミナルまで片道でも2000円で近くかかるのでかなりお得ですが、111系高速バスは対象外なので、20系、120系を利用した場合のみ使用可能です。(77系は沖縄バスなので対象外)

また、宜野座村営球場の場合は 「宜野座IC」は対象外の111系のみが停車し、「中央公民館前」は 沖縄バスの単独運行なので、フリーパスの恩恵は受けられません。

次に遠い コザしんきんスタジアム の場合は「佐久本商店前」を通る 113系は使用可能ですが日祝日の運行はないため、土曜日の場合のみとなります。また運賃も那覇バスターミナル(旭橋)から片道 910円なので、往復するだけでは元はとれません。

その他の球場の最寄りバス停の、那覇バスターミナルからの運賃は、
・軍病院前(北谷公園野球場)730円、
・宜野湾市営球場前(宜野湾市立野球場)530円
・浅野浦(浦添市民球場)350円
なので2球場を巡っても 2000円に満たない場合も多くあります。
 
注意: 琉球バスと沖縄バスの両方が走っている路線は基本的に「共同運行」なのですが、なぜか 27系、227系だけは「共同運行」ではなくて、「競合運行」となっています。
したがって、27系、227系の 沖縄バス が運行しているバスはフリーパスの対象とはなりません。
 
 
国際通りのバス停
国際通りには市外線のバス停が「松尾」と「牧志」の2ヶ所あります。
市内線の場合は「松尾一丁目」と「てんぷす前(旧三越前)」の2ヶ所で市外線とは場所が異なるので注意が必要です。
 

久茂地経由と牧志経由
キャンプ地がある北部方面へと向かうバスの多くは那覇BT(バスターミナル)を出て「県庁北口」に停車した後、国際通りを抜ける「牧志経由と、国道58号線を通る「久茂地経由に分かれます。
同じ行先(系統番号)のバスでも経由が混在している場合が多くあります。

同じ行先の場合、「牧志経由」の方が「久茂地経由」より 5分~10分くらい所要時間が長くなります。

どちらの経由かは、バスの行先表示ではなくて フロントガラスの所にパネルで表示されています。
「牧志経由」は「国際通り」と書かれている場合もあります。

 
国際通りのトランジットモールについて
国際通りでは毎週日曜日の12時から18時の間、トランジットモール(歩行者天国)が実施され、10番以外のバスは通行できなくなります。

このため、この時間帯の国際通り経由(牧志経由)のバスは、久茂地経由(一部は開南経由)となるので注意が必要です。また、これに伴って那覇BTの発車時刻が変動する場合もあります。
 
 
那覇BT(バスターミナル)と 旭橋
市外へと向かうバスの基点となる那覇BTですが、ここのバス停は「那覇BT」と呼ばれる場合と「旭橋」と呼ばれる場合があります。
これは、ここを始発/終着とする場合は「那覇BT」と呼ぶのに対して、ここを通過する路線の場合は「旭橋」と呼ぶためです。

例えば「那覇空港」発のバスが那覇BTを経由する場合のバス停名は「旭橋」となります。
「旭橋」のバス停はバスターミナルの一角(国道330号線沿い)にあって、那覇BTの 14番のりば とも呼ばれます。
那覇BT行 以外のバスに乗って那覇BTで降りる場合にはちょっと注意が必要です。(旭橋と那覇バスターミナルの両方をアナウンスしてくれる場合も多いようです。)

※追記 注意
2015年4月より那覇バスターミナルは改修工事に入りました。
ターミナルの建物とバスプール内は立ち入り禁止となっています。

バスターミナル始発のバスは、ターミナルの外側にあるバス停から発車するようになったので、利用者からみると乗り場が集約された形になり、ある意味では利用しやすくなったと言えます。

ただし、一部のバスは「那覇バスターミナル」ではなく、隣の「上泉」や「バスターミナル前」発着に変更になり、バスターミナルは通らなくなっているので注意してください。

また、一部のバスは表記上は「那覇バスターミナル」発のままとなっていても、実際の乗り場は「バスターミナル前」(別の場所)に変更になっている場合もあるので、必ずバス乗り場を確認してください。

バスターミナルではいろいろな方面のバスがたくさん発着し、仮バス停のため停車時間も短いので、乗り場に不安がある場合は、可能であれば「県庁北口」などの他バス停から乗車するのが安心かもしれません。

なお、「旭橋(バスターミナル14番のりば)」を発着するバスのバス停については変更ありません。

 
主なバス乗り場について
那覇バスターミナル、那覇空港、県庁北口(県庁前駅)などの主なバス乗り場案内は こちら が便利です。