平泉・中尊寺(岩手)
投稿日:2009/11/05

盛岡から岩手県内を南下して平泉町にやって
きました。9世紀に開山し、その後の12世紀
に奥州藤原氏によって多くの寺院が建立された
とされる歴史的史跡「中尊寺」を訪ねました。

◆公共交通機関での行き方◆
中尊寺へはJR平泉駅から徒歩25分くらいで寺への入り口である
「月見坂」に着くことができます。平泉町巡回バス「るんるん」は
日中15分間隔くらいで走っています。
また一ノ関駅からは岩手県交通バスの「ジャスコ前沢」行きで
約25分「中尊寺」下車すぐです。11月末までは盛岡からのバスや
近くの景勝地「厳美渓」や「猊鼻渓」との間のバスもあります。

「中尊寺」周辺の紅葉は見頃のピークを迎えていて、特に金色堂
周辺では多彩で美しい色合いを見せていました。
まだ緑色の葉も多くみられる感じなので、あと1週間くらいは楽しめ
そうな印象です。

中尊寺は嘉祥3年(850)、天台宗の慈覚大師円仁により
弘台寿院という寺が開かれたことが始まりといわれています。
そして、その後の長治2年(1105)より奥州藤原氏初代清衡公
が多くの堂塔伽藍を建立しました。

「中尊寺」という名前には東北の中心という意味と、たとえ辺境の地
であっても、今立っている場所こそが自分にとって仏の世界の中心
で尊い地であるという意味合いが込められているそうです。
芭蕉の「奥の細道」での名句などでも有名な場所ですね。

天候は曇りがちでしたが、時々射し込む太陽の光で、松や杉など
の緑濃い針葉樹の中できらきらと輝く紅葉が幻想的な光景を
創り出していました。

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■中尊寺1

■中尊寺2

■中尊寺3

■中尊寺4

■中尊寺5

■中尊寺6

■中尊寺7

■中尊寺8

■中尊寺9

■中尊寺10

■中尊寺11

■中尊寺12


◎平泉 中尊寺

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