抱返り渓谷(秋田)
投稿日:2010/11/04

紅葉を訪ねる’10 「東北の耶馬溪」と称され、
切り立った断崖に広がる原生林や青い川の流れ
が美しい「抱返り渓谷」を訪ねました。

◆ 公共交通機関での行き方 ◆
 抱返り渓谷(だきがえりけいこく)は秋田県仙北市にあります。
 紅葉の季節の10月上旬から11月上旬にかけては市が運営
 するシャトルバスが毎日4往復、角館駅と抱返り渓谷間で
 運行されています。料金は何と無料です。。バスは武家屋敷-
 角館駅-抱返り渓谷の間を結んでいるので、角館周辺の観光
 にはとても便利です。
 以前は路線バスも走っていましたが、今は廃止されてしまった
 ため、シャトルバス運行期間以外に自家用車やタクシー以外で
 訪れることは難しくなってしまいました。

抱返り(だきかえり)渓谷はよく「東北の耶馬溪」と喩えられますが
耶馬溪をよく知らない自分にとってはあまりピンとこないなぁ。。
などと感じてしまいます。

そんな耶馬溪は大分県中津市にある渓谷美と紅葉で有名な観光地
で新日本三景の1つなのだそうです。でも関東あたりではあまり
聞かない地名だし、紅葉名所としても九州ではトップクラスに
挙げられている場合が多いですが、全国ランキングで見ると
超有名というわけでは無いし。。などといろいと調べていたら、
逆に今度は耶馬渓を訪ねてみたいなぁ。。
などと思ってしまいました。。

「抱返り」という名前の由来は、その渓谷に沿う道が非常に手狭で、
すれ違う際にはお互いを抱きかかえて振り返るようにして入れ
違ったことから付いたとされています。実際に今ある渓谷遊歩道
はさすがにそこまで狭くはありませんが、人ひとりがやっと通れる
ような狭い箇所も多くありました。

そしてこの渓谷の最大の特徴は、渓谷を流れる川の水の青さ
です。今まで青森県十二湖の「青池」や北海道美瑛白金温泉の
「青い池」などの青い水を見てきましたが、それらとはまた違う
独特を青さを感じました。十二湖の青池は濃いコバルトブルー
のような青、白金温泉の青い池は明るく輝くエメラルドグリーン
のような青という印象でしたが、抱返り渓谷は十二湖の青池を
明るくしたような色で、明るく輝くコバルトブルーといった印象
があります。

あいにくの雨模様で薄暗い中、川の水だけはとても明るく輝いて
いて、その青さは神秘的でさえありました。そして、その輝く青に
重ねて見る赤や黄の紅葉は一段と艶やかで華やかでした。。

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◇訪問日:2010年 11月 04日

■ 抱返り渓谷1 渓谷入り口


■ 抱返り渓谷2 神の岩橋

■ 抱返り渓谷3 神の岩橋

■ 抱返り渓谷4 神の岩橋

■ 抱返り渓谷5 

■ 抱返り渓谷6

■ 抱返り渓谷7

■ 抱返り渓谷8 誓願橋

■ 抱返り渓谷9 誓願橋からの眺め

■ 抱返り渓谷10

■ 抱返り渓谷11

■ 抱返り渓谷12

■ 抱返り渓谷13 回顧(みかえり)の滝

■ 抱返り渓谷14 回顧(みかえり)の滝

■ 抱返り渓谷15 回顧(みかえり)の滝付近

■ 抱返り渓谷16

■ 抱返り渓谷17 神の岩橋からの眺め

■ 抱返り渓谷18 渓谷入り口付近


◎ 抱返り渓谷

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